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ルーネン(ペンネームがルー猫)が旗揚げした場合の勢力名。 シルフとウンディーネしかリーダーにできず、パイレーツは人材雇用のみ可能 事前に人材プレイで配下を雇ってから独立したいが、ルーネンは人材プレイでも配下がシルフかウンディーネになってしまい戦功を稼ぎにくいので、 シナリオ1でこれでクリアするのはかなりハードモードである。ブリザードがうまく決まってもなかなか上士になれない。 -- 名無しさん (2023-11-19 01 16 03) 名前 コメント
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【番組名】 ヤンヤン歌うスタジオ 【放送日】 1986年4月13日 【放送局】 テレビ東京 【内容】 ①追悼 岡田有希子特集 ②「元気なブロークンハート」:C-C-B ③「春霞恋絵巻」:石川秀美 ④ねのねの新学期入門 ⑤「Broken Sunset」:菊池桃子 ⑥なんてたって業界くん! アシスタントディレクター後編 ⑦「デカメロン伝説」:少年隊 ⑧「サ・ヨ・ナ・ラ」:野口五郎 【出演者】 司会:あのねのね 出演者:野口五郎、近藤真彦、野村義男、中森明菜、少年隊、早見優、石川秀美、菊池桃子、C-C-B、野沢直子、荒勢、大仁田厚、近藤伸明、栗田貫一、ザ・チューブ、池田まさる他
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エピローグ~one year later…12~ 茜、裏路地にあるとあるBAR。 そこには貸切の看板がかかっており、中には神崎信が一人でカクテルを飲んでいた。 「…」 「来たか」 入ってきた人物は深海将己。 神崎に呼ばれて来た彼は、神崎に軽い会釈をすると一つ離したカウンター席へ座る。 「どーも」 「指定時刻より僅かに遅れたぞ」 「いや、リニア乗ってこの時間だし普通に無理でしょ」 「冗談だ」 そうですかと鼻で笑って返していると、すぐにバーテンダーが注文を聞いてきたため、適当に注文をする。 本当は桜木有布達と少し会話していたため、リニアに一本乗り遅れたのだが…それを説明するつもりはなく、また神崎も事情までは知らないだろうが、リニアに一本遅れた事は知っている。 大体人をからかう時の神崎信とは、そういう男だ。 「ああ、最初に。今回は私の奢りだから好きなだけ飲むといい」 「じゃあ遠慮なく」 と言っても高額なボトルを一本入れた所で、天下の宮廷魔術師の顔色は変わる筈もなく。 また嫌がらせも兼ねて沢山頼もうかとも思ったが、さすがに飲みきれないのに注文するのは店への迷惑にもなると考えるだけの常識は、社会人として持ち合わせているため、先程頼んだ注文につまみになりそうなものを注文しただけだった。 バーテンダーに注文を終えると、早速神崎が口を開く。 「単刀直入に聞く。深海、お前宮廷に入る気はあるか?」 「…は?」 「宮廷だ。二度も言わせるな」 「本気で言ってます?神崎ティーチャー」 神崎は答えない。 そして、この可能性も将己は予想はしていた。 こんなこと以外で、わざわざ電話をかけてくるならばよっぽどの事態だろうし、依頼ならばギルドに将己指定で出せばいいだけだ。 更に言えば、ハンター業に精を出しているわけでもないため、それ以外の用事ならばわざわざ将己を呼びつける時間よりも、ギルドで暇を持て余している高クラスハンターの方が効率はいい。 突然の言葉に困惑はしたものの、改めて冷静に考えているうちに、神崎は話を続ける。 「宮廷といっても、私の下で数年は働いてもらう。そして、いずれは宮廷魔術師になってもらいたい。返事はそんなにすぐでなくとも構わん」 「…」 「ああ、ちなみに断ってから後で『やっぱりやりたいです』と言っても、もう受け付けないからな」 「まあ、いいですよ。いつから行けば?」 予想以上に早い返答に、これにはさすがの神崎も驚きの表情を見せた。 咳払いをし、神崎は努めて冷静に振る舞う。 「手続きがまだ済んでいないから、来月からだ。もっとも、私には部下が一人もいないからすぐ受理されるとは思うが…」 「何か筆記試験とかあるんすか?実技とかも、宮廷ならなんかありそうなイメージ」 「いや」 そう言って、言葉を切り暫く考えるような素振りを見せる神崎。 直ぐに携帯電話を取り出し、電話をかけ始める。 繋がったと思うと、筆記や実技の試験が宮廷員として採用事項にあるのかを、電話の向こうの相手に問う彼に珍しさすら覚える。 隙が全く無いわけでは無いが、こういう部分で手回しが悪い神崎信を見るのは珍しい。 「そうか、では筆記は免除でお願いします。確か貴方の担当ですよね?人事は」 前言撤回。 改めて確認しつつ、『免除で』というワードを言いたかっただけなのだ、神崎は。 敬語という事は、年上の相手だろうかと思いながら聞いていると、通話を終えた神崎が説明を始めた。 「まず、筆記は免除。実技はあるが、まあ異次元から帰還して弱体化した今の深海でも、問題ないだろう。魔術の操作が主な実技だからな」 「また面倒くさい内容っすね」 「フ、試験は12あり、そのうちの私の所属する部署の試験は結構面倒臭い事で有名だからな」 それぞれの宮廷魔術師の機関に応じて試験内容も変わるという事だろう。 「ちなみに、試験監督は別にいるから、私は実技試験に立ち会わない」 「そういえば面接とかないんですね」 立ち合いが面倒くさい、と即答され、思わず笑った将己。 まあお前がヘマをしなければ、採用は間違いないと続けて言われて、疑問に思ったことを神崎にぶつける事にした。 「じゃあ、ちょっと幾つか聞いても?」 「ああ、私に答えられる事ならばな」 「まず一つ目。12人の宮廷魔術師、全員教えてもらう事は?」 言うと思ったぞ、と言わんばかりに鼻で笑うと、「答えられる範囲だけでだが」と神崎は前置きし。 「まず不名誉な派閥名を使われている神崎派から。私や黒塚宮の事は割愛する。 それ以外で残り二名。炎治陽機(えんじはるき)。主に彼の機関は、人事を担当している。 先程の携帯電話にかけたのがそうだ。宮廷魔術師の一人だ。 …というのは表向きで、裏は宮廷のスパイ等を暗殺する部隊でもある。精々目を付けられないようにしろ。彼の火属性魔術は、大和でトップクラスと言われているからな」 「採用も排除もその人次第ってワケか」 笑えない冗談だな、と鼻で笑い、神崎は煙草を吸い一息つく。 「もう一人は神楽屋織姫(かぐらやおりひめ)。裏の顔は無く、表も裏も宮廷での研究機関を担当している。人を喰ったような態度だが、一々態度に苛々したり嫌悪感を出していたらそれこそ彼女の思う壺だろうな。 黒塚と同じような天才タイプ…というと黒塚に悪いか。クセだらけではあるが、それなりに下手に出ていれば、色々と便利なアイテムを作成してくれるオバさんと思っておけばいい」 「オバさん…」 黒塚宮が最年少での宮廷魔術師と、一時期持てはやされた事があったから、やはりそれなりの歳なんだろう。 年増の相手もしなきゃならないのか、と一瞬考えが過ぎった。 「ちなみに、アイテムを作ってほしかったらギブアンドテイクがモットーな彼女だ。 彼女の部署の書類整理だったり、人体実験だったり、彼女の気分次第で変わるからあまり利用はしない方がいいな」 「ろくでもねーな」 人権とか関係ない世界か、と人体実験のくだりで乾いた笑いをする。 これで神崎派の説明は終わり。 続けて中立ではあるが、国木田明夫の説明を受けたが、元ハンターで目に関する術を得意とする変わった宮廷魔術師という事くらいが収穫か。 神崎派でもなければ、行成ハナの祖父という事をどこかで聞いた事はあったが、メディアなどに露出するタイプではないため、余り情報は出てこない。 メディアへの露出が多い神崎、黒塚は元より、御三家である東十常、姫神、土御門もメディアにこそ出ないが、彼らのお膝元である粥満、紅、葵の邸宅周辺の者なら知らない者はまずいない。 神崎派の炎治、神楽屋は同じ派閥という事で神崎も知っているのだろうが、国木田は別。 行成ハナを通じた所で、国木田自身、ハナに宮廷魔術師の内容をペラペラしゃべるような者ではない。 「後は中立と言えば、八神と呼ばれる帝付きの宮廷魔術師か」 「八神?そんな名前、学園の過去の資料で見たような…」 「ああ、それとは別だ。何十年も仕えていて、表の宮廷魔術師筆頭が東十常なら、裏はその八神といったくらいに表にはまず出てこない。私ですら数度しか見たことがないくらいだ」 「へえ」 相槌を打ちながら、学園に過去に在籍していた人物とは違う事を改めて認識した。 話はまだ続き、続けて宮廷魔術師筆頭であり、御三家筆頭でもある東十常一(はじめ)、の説明が。 続けて姫神百合、土御門正宗の説明がされたが、ここら辺は改編前の情報を知る者に聞けば、改めて今特筆すべき事項は無かった。 「東十常は義理の息子である剣(つるぎ)が、改編後の世界でも『死なない』という点以外は役割は同じだったため、殺しきれなかった土御門正宗に捕まったせいで牢獄の中だ。 東十常の孫息子も、祖父のようなカリスマは持ち合わせていないから没落するのも時間の問題だろう」 「メガネ十常っすか」 将己は過去に少しだけ、孫息子に関わったことがある。 だがそれを改めて、今ここで言うつもりはなく。 「問題は姫神と土御門。父である土御門正宗は大和最強ともいわれているが、脳筋で政治に関しては大した頭は回らん。その息子である伍代の狡猾さはお前も何となくは知っていると思う。 そして姫神。ここはノーマークだったが、あの悪魔が人間になり、姫神桜と名乗り姫神家の長子になったという事だけは厄介だな」 「フェルゼって悪魔でしたっけ。そういえば悪魔ってどうなったんすか?」 「悪魔ラウムは、悪魔という概念が無くなった今、神と同等の存在として祀られている。以前のように姿は見せる事はないが、この大和のどこかで我々を見ているかもしれんな。 悪魔ロノウィは元々存在しない悪魔として、改編後は処理されている。 悪魔ウバルは粥満の小さな教会で、神父としてひっそりと暮らしており、こちらからどうこうしない限り、我々と接点を持つことはまず無いだろう」 ラウムの説明が終わった段階で、メモを取り出して書いていく将己。 最初のフェルゼから、これで四人。 「後一人は?なんですっけ、あの鎧だけの」 「悪魔ベレトか。あいつは悪魔のままだ」 「…悪魔という概念自体無くなったって、さっき言ってませんでしたっけ?」 「そう、悪魔という概念は無くなったのにベレトは悪魔のまま。矛盾が生まれている」 「は??」 混乱している将己に、神崎は「これはラウムに改編前最後に聞いた事だが」と前置きをして。 「この世には3つの大きな悪魔が存在しており、今回悪魔という概念が消え去ったのはこの大陸を管理していたアドラメレクという悪魔の管轄だけの話らしい。つまり、アドラメレクの管轄外の残り二つのエリアで悪魔は活動を続けている。此処までは分かるな?」 「何となくは。でも答えになってねーんじゃ?」 「お前も要請を受けたかは知らんが、現在フェルゼや土御門伍代が中心となり、大和に潜む悪魔の残党の処理を行っている。それにより、大和で男爵以上の…高レベルの悪魔は数えるくらいしかいなくなってきた。悪魔には爵位があり、アドラメレクは公爵、ラウム達五大悪魔は伯爵だ。男爵以上の爵位を持つ悪魔は、この世の歴史になんらかの影響を与えた事がある悪魔と言ってもいいだろう。 だが、悪魔という概念が消えた今、その高位の悪魔は何らかの存在として置き換えられている。少なくとも、アドラメレクの管轄だった悪魔については。 ラウムは神と同等の存在に。正確には、ロノウィは大昔に討伐されたという『てい』らしい」 「じゃあ、ベレトは?」 「あの悪魔がそれこそ問題なのだ。悪魔から置き換わった者は、少なからず何らかの影響が出始めている。ロノウィは『現代に存在しない』、ラウムは『神へと昇華し存在自体が我々に触れる事ができなくなった』と。しかし、あの悪魔ベレトはどうか」 目を閉じ、一息つくようにカクテルを神崎は飲み干した。 話が回りくどく長いな、と将己は思ったが、どうやらラストスパートに入ったようなので口にはせずに黙って聞いて。 「ベレトは空間転移を駆使し、悪者退治ごっこをしているらしい。つまり、改編前と変わらず悪魔のままなのだ。 話を最初に戻す。悪魔という概念が消滅したこの地で、悪魔が存在しているという矛盾。 やがてくる『揺り戻し』で突如消えてしまわないよう、『最後の刻』をフェルゼや土御門伍代は与えているにすぎない。 即ち、悪魔ベレトという存在は――」 「やがて、消えてしまう。ってことですよね?」 奥の方から、そう呟くように現れたのは幸村カヤだった。 一瞬、将己も神崎も驚きはしたが、なぜお前がいると言わんばかりの目つきで彼女を見る。 彼女はその視線の意味に気付き、抗議するように聞いてもいない事を喋り始めた。 「ギルド長の依頼で、ここの皿洗いのバイトだったんですよっ…!!やけにまともな依頼だと思ったのに…」 「同情するが、盗み聞きはダメだろ」 「私だってしたくて盗み聞きしてたわけじゃ…!」 「それよりも、よく知っているな。あの双子の悪魔の片割れか?」 話を戻す神崎に、「はい」とカヤは頷いて見せて同意する。 双子の悪魔。二人共、悪魔であることを望んで今を生きるファニー・マッドマンとクレイ・マッドマンの弟のクレイの方の事をここでは指す。 「確かクレイさんは侯爵クラスの力はあるって聞いてますが、力を無理に使わなければ人間よりも長寿で100年くらいは生きるって話で」 「それより格が落ちて、バンバン空間転移をしてる悪魔は」 「その半分以下…いや10年持てばいいところかもしれんな」 それをベレトが知っていても知らなくても、ここの3人にどうする事もできないし、特に神崎にはどうするつもりもなかった。 席を立ち、二人分の会計を済ませるため、カヤに会計を頼み、彼女は奥へと再度引っ込んだ。 「向坂に知らせてやったらどうだ?同じ所属ギルドだろう?」 「…そこまでしてやる義理も無ければ、教えた所で絶望なだけでしょ」 「悪魔の寿命、と言った所か。まあ、私にも関係がない話だ」 「俺にも関係ないですけどね」 お互いにドライな態度に笑いながら、席を立つ。 此処ではこれ以上の話は、よろしくないと判断したからだ。 そんなことを思いながら、二人は共にBARから出て行った。 「…でもまさか、深海さんが宮廷入りするなんて…」 「ああ、幸村。この事は他言無用だ。言ったらお前のギルド長もろとも、蒼の海に沈むと思え」 「ひぃやあ!い、いたんですか!?わ、わかりました!言いません!ぜーったい言いませんから!!!」 出て行ったと思った後に呟いた言葉が、まさか警告に来た神崎に聞かれてるとは思わず、飛び出しそうな心臓を抑えて深呼吸するカヤ。 BARの入口を開けて、今度こそ神崎と、ついでに将己も帰ったことを確認し、彼女はマスターに業務の終了を報告するのだった――。 ◆深海将己 異次元帰還後も変わらず、葵ギルド所属の兼業ハンターで、旧い馴染みと起こした会社の経営を行っている。 非常勤役員という立場で、且つ従業員も雇った事で、ある程度自由が利く身に。 週一で休みをもらう事を条件に、神崎の宮廷への誘いも受諾した。 神崎の部下として、政治だけでなく国の暗部や派閥抗争にも触れる事になる。 ◆神崎信 異次元帰還後、宮廷魔術師として未だ宮廷に所属する。 将己には言っていないが、彼を勧誘する前に一人の宮廷魔術師を失脚させた。 愛国心が強い一方で、大事のために小事を犠牲にするような冷酷な判断も行える男。 彼の身辺警護として、包帯に身を包んだ黒服の男を一人雇っている。 ◆悪魔ベレト 異次元帰還後、悪魔として自分自身の意志でこの世に干渉することを選んだ。 悪魔の力で、犯罪者を懲らしめては逃亡を行っている。 時にやり過ぎる事もあるため、ギルドでは要注意人物(?)として手配されている。
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魔物詳細第一階層・四季の階層 翡翠の回廊 フォルケニウス HP1000000 MP400 OP50 技能500 知識300 ☆感覚800 精神500 耐性/弱点:風(吸収)火(無効)/地(2倍) 備考:馬の様な脚がガッチリした体格の鳥形魔物。足の速さに特化している。 グラムバニー HP1000000 MP3000 OP500 技能1000 知識400 ☆感覚800 精神100 耐性/弱点:風(無効)/無し 備考:バニー姿のロリっ子。その槍で突き刺されると息の根を止められる。 ドントット HP1000000 MP300 OP30 ☆技能800 知識0 感覚200 精神500 耐性/弱点:無風(無効)/地(2倍) 備考:丸々と太った鶏の様な魔物。鋭い嘴で攻撃してくる。 ☆黄金鳥 ▼マラクジャ HP3000000 MP500 OP10 技能500 知識0 ☆感覚500 精神0 耐性/弱点:火地(吸収)・炎上、石化(無効)/水(2倍) 備考:赤褐色の鶏型魔物。間抜けな鳴き声で脱力させて、油断した所を暴れまわる。 紅蓮の回廊 ダムトラップ HP1000000 MP100 OP10 ☆技能2000 知識0 感覚0 精神0 耐性/弱点:火(無効)/無し 備考:攻撃を行うと、魔炎でカウンターをしてくる厄介なコンロ型魔物。 ゴーエン カニキラー HP1000000 MP0 OP0 ☆技能1500 知識0 感覚0 精神0 耐性/弱点:火水(無効)/風地(2倍) 備考:カニを屠りカニを食うカニ型魔物。連続4回攻撃をしてくるが、それ以外何も攻撃方法を持たない単純な魔物。 ☆レッドビホルダー HP2000000 MP1000 OP500 技能300 ☆知識1000 感覚300 精神200 耐性/弱点:火(無効)・麻痺、狂乱、炎上(無効)/水(2倍) 備考:赤い一つ目の形をした魔物。狂乱や炎上を起こすビームで全体を薙ぎ払う。 ▼バルンゴーレム HP3000000 MP1000 OP100 ☆技能1000 知識0 感覚100 精神100 耐性/弱点:火光(吸収)・麻痺炎上(無効)/水風(2倍) 備考:熱気球のように炎によるエネルギーで動く風船タイプのゴーレム。自分の体の一部を自爆させ、敵味方問わず巻き込むはた迷惑な魔物。 琥珀の回廊 モグモグー HP1000000 MP200 OP40 技能500 知識100 感覚200 精神900 耐性/弱点:闇(無効)地(半減)/光(2倍) 備考:サングラスをかけた巨大なモグラ型の魔物。常に土の中で暮らしている為、光にはめっぽう弱い。 エンシェントワーム スカルジュエリー ☆カタライトゴーレム ▼ワニキラー 紺碧の回廊 ペンペンキング インキュバス HP1000000 MP20000 OP440 技能500 知識500 感覚500 精神500 耐性/弱点:水闇(無効)全状態異常(抵抗数値半減)/光(2倍) 備考:男の格好をした夢魔。女性を意のままに操る魔力を扱う。 アクアスライム HP1000000 MP1000 OP0 ☆技能0 知識0 感覚0 精神0 耐性/弱点:水(無効)/火(2倍) 備考:スライム型魔物。これといった特徴はなく、そこまで強くはない。 ☆ビッグダディむいむい HP3000000 MP0 OP10000 ☆技能4000 知識0 感覚100 精神0 耐性/弱点:無し/無し 備考:ダンディズムなむいむい。既に絶滅した希少種で、その拳は簡単に岩をも砕く剛腕だ。しかし、技が全て火属性の癖に水を好むために使えた試しがない。 ▼リバッション HP3000000 MP0 OP0 ☆技能5000 知識0 感覚1000 精神0 耐性/弱点:水(吸収)/光(10倍) 備考:水のなかに生息する巨大魚。独特な鳴き声と共に、彼女であるタエコを釣り上げられた恨みをはらそうとする。 ◆白銀の回廊 ▼始祖の悪魔ブランディッシュ ●黒耀の回廊 シルバーアッシュ ▼始祖の悪魔シルバーヴァンデット 第一形体:HP5000000 MP50000 OP50000 技能1000 ☆知識1000 感覚1000 精神1000 耐性/弱点:火水風地(反射)無(10分の1)・全状態異常無効・ステータス異常無効・属性異常無効・貫通無効/弱点無し(アンデットだから光2倍) 備考:白と黒の布きれに覆われた人型悪魔。光と闇属性以外の古代魔術を発動し、状態異常に苦しめる。アンデット。 第二形体:HP5 MP50000 OP50000 技能1000 ☆知識1000 感覚1000 精神1000 耐性/弱点:全てのダメージ1・全状態異常無効・ステータス異常無効・属性異常無効・貫通無効 備考:冥府の渦から蘇った悪魔、シルバーヴァンデット。銀色の包帯に身を包んでおり、全てのダメージを超軽減するが、包帯が全て剥がれると消滅する。
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1 東雲直、志島武生、六角屋灼、鬼ヶ原空の4人は、島につくとハンター代表として村長の家に挨拶に行った。 村長の大城太平は過去の事件で捕まっていたので、彼の奥さんへ挨拶をする。 ちょうど彼らと同じように、飛鳥の軍人である海江田もハンターと共に挨拶に来ていた。 海江田は遺跡調査に向かうと言って、貴方達と別れる。 貴方達もとりあえず、動く事にした。 2 村外れの家につき、双三思永を訪ねたが留守のため宿酒場「民羽」へと赴く4人。 そこには飛鳥の軍人だけではなく、佐治宗一郎もお目付け役として来ていたが、夕方から飲んだくれていたので彼は役にたたなかった。 次の目的地を港にし、灼と一旦別れ、水鏡流星と共に港に向かう直、武生、空。 港で聞き込みをしている途中、桐石登也や向坂維胡琉とも合流し、直の希望で洞窟へ向かう一行。 ボートで洞窟にたどり着くと、練も加えて洞窟の最奥へ。 そこには、スーツ姿の男が邪神ランマーを模した像の前にいた。 直と水鏡が仕掛け、スーツ姿の男を無力化したが、彼は田中まゆみの父親だったのだ。 3 新たに柳茜・幸村カヤと合流した一行は、気絶させた田中父が目を覚ましたので、彼から話を聞くことに。 彼は錯乱しており、話を聞く事も難しかったものの、自らの娘を邪神の生贄に捧げ、父親であるタイショーの店主をも裏切り者として放火した犯人であることを認めるような発言をした。 更には、誘拐されている民羽柑奈も生贄になるということを繰り返していたため、邪神ランマーの事件がまだ終わってない事を悟る一行。 水鏡と直と別れた貴方達は、復帰した灼と日野守桜を連れて港へ向かうことにした。 次の目的地は、栄命島にある海底遺跡だ。 4 海底遺跡に向かうため、チャーターしてある船に乗り込もうとした貴方達だったが、港に行くと乗るはずの船が燃えていた。 どうやら定期船でやってきた男が、錯乱して船に火をつけたらしい。 4月1日まで後数時間。時間が無い中、必死に周りの漁師に船に乗せてくれるよう頼むハンターだったが、それは聞き入れてもらえなかった。 夜の魔物、特に栄命島周辺の魔物は強力な魔物が多いため、一般人の漁師達には命の危険性が高すぎるのだ。 失意にくれていた時、武生が村長の奥さんのもとへと走った。 彼女から以前漁の依頼を手伝った漁師の情報を教えてもらうと、武生は彼の家へと再度走る。 ちょうど彼が出てくると、武生は船を出してもらえないか頼み込む。 少し迷った素振りを見せた漁師だったが、それも僅かなことで、貴方達に協力することを誓い、急ぎ港へと向かったのだった。 5 駆けつけた烏月揚羽、白神凪を加え、船にのって遺跡海上へ向かうと、先に来ていた飛鳥軍の船と遭遇する。 海江田と美澄という軍人が乗っており、彼らの調査の邪魔をするなと警告されるハンター達。 一触即発状態だった所に、美澄がある提案をする。 美澄の一撃を耐えれれば、暫く調査中の軍人を引かせ待ってやるというのだ。 その誘いを受けた揚羽は、風精召喚・藍を発動し、強力な美澄の一撃を凌ぐのだった。 6 約束通り調査中の軍人を引かせ、暫く待ってくれることになった飛鳥軍 貴方達ハンターは急ぎ、遺跡内部へとはいり調査を始めたハンター達。 神殿最奥までついたが、最後の大門が道をふさいでいた。 空がストレイキャットの特殊技で気配を断ち、泳ぐ骨クジラに見つからないように、真っ暗闇の中何とかスイッチと思われる部分を押すと、紋様が浮かび上がり門が開いたのだった。 その先にいたのは双三と衰弱した柑奈。 追い詰めた貴方達だったが、双三はあっさりと柑奈を開放する。 武生が彼女の安全を確保しようとした時、床のトラップで武生は倒れた。 更に双三は、既に殺害していた番場佑の遺体を最後の生贄として邪神ランマーの復活を行うのだった。 7 月宮香蓮も遅れながら合流し、苦労なくランマーを倒したハンターだったが、双三はあることに気づく。 それは、田中まゆみだけこの栄命島の神殿にあるランマーの像の下ではなく、漣島の洞窟にあったレプリカの前で殺害し生贄としたこと。 彼は自害し自らを生贄の6人目にすることにより、真の化物グレートマムを復活させた。 手をこまねいているうちに、飛鳥の軍人達がやってきて一斉攻撃でグレートマムを倒し、さらわれた柑奈を救い出して全てが終わったのだった。 戻る
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イベントコンテンツ ギルド職員「各地で救援要請が出ています。手の空いているハンターは、直ちに現地に向かってください」 【前半怪異】 チャクシン(メイン:柳茜) うねうね(メイン:深海将己) ひとりかくれんぼ(メイン:鬼ヶ原空/成功) ベルタワー(メイン:行成ハナ/解決) コガラシ(メイン:東雲直) 裏川区(メイン:志島武生/成功) 牛夢(メイン:幸村カヤ) 【後半怪異】 蟲毒(メイン:桐石登也) 呪いの家(メイン:甚目寺禅次郎) 深き海の底から(メイン:天瀬麻衣) メリークリスマス(メイン:向坂維胡琉) 夕闇症候群(メイン:入生田宵丞)
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参加方法 ここでは、イベントの参加方法についてご説明致します。 ■募集 サブイベントの参加者募集の告知は毎月第3土曜日または第3日曜日に発表されます。 募集期間は約10日間。 募集の際は、更新履歴でアナウンスするので、それを確認してください。 なお、メインイベントの参加者募集は不定期に行われます。 こちらの募集期間は大体1週間程度を予定しています。 また、ゲリラ的に行われるメイン・サブイベント(ゲリライベント)については、 アナウンスが当日されることもありますので、その場合は募集ではなく先着になります。 (ただし、先着でも集まった人数によっては抽選や選考を行います) メイン・サブイベントとも開催告知を出した時点で更新情報に記載します。 ■申込の前に メインイベントやサブイベントの告知が発表されたら、まずはどんなイベントなのか、内容をチェックしてみましょう。 なお、「参加条件」のあるイベントには、当然条件を満たしていないと参加できません。 ◇タイプ: チャット・BBS・メールの3形式のどれかになります。ゲリライベントの場合はイベントチャット限定になります。 ◇募集人数: 募集人数を超える応募があった場合は、抽選や選考となります。 ◇開催日時(期間): チャットタイプの場合は開催日時、BBS・メール形式の場合は開催期間となります。 ◇報酬: 報酬がいくらもらえるのか、またステータスアップのあり・なし、アイテム授与、など。 残念ですが、依頼失敗の場合は基本的に報酬はナシです。 ◇ジャンル: シリアス・ギャグ・ほのぼの・謎解き・バトル・戦闘なし等、参加の際の参考にどうぞ。 ◇参加条件: イベントに参加するための必須条件です。 この条件を満たしていないと、参加ができません。 ■参加申込 イベントの参加申込は、専用フォームから行います。(イベント・依頼共通です) ◇PL名・登録メールアドレス・名簿ID・PC名: お決まりの項目です。いつもと同じように記入してください。 ◇ステータス: ハンター名簿のステータス欄の数字を書いてください。(コピペが楽です) ◇HP/MP/OP: ハンター名簿のHP/MP/OP欄の数字を書いてください。(コピペが楽です) ◇参加したいイベント名: 参加を希望するメイン・サブイベントの名前を記入してください。 ■参加者緊急募集 依頼参加者が定員に満たなかった場合、参加者確定後にキャンセルが生じた場合は、当日の更新履歴に参加者募集の告知がでます。 依頼参加資格を持つPCに限り、参加を表明することができます。 イベントチャット会場までお越しください。 ただし、イベント開始後は定員に達していなくても参加する事はできません。 ■注意事項 ◇1人が参加を申し込むことのできる依頼は1つだけです。 2つ以上の依頼に申し込んだ場合、全て無効となります。 ただし、ゲリライベントの場合は上記と関係なく、条件を満たしているならどなたでも参加が可能です。 ◇依頼参加期間中は、他の依頼に申し込む事はできません。 例外としてBBSタイプの依頼が開催期間をオーバーした場合、またメールタイプの依頼の結果 小説が遅れている場合は、別の依頼に申し込む事が可能となります。 ◇参加条件としてHP○○以上、HP××以下などがあげられている場合、特別講習の申込にご注意ください。 【HP○○以上】:参加申込時に満たしている必要があります。 特別授業を申し込み満たした場合は、名簿更新を待ってお申込ください。 【HP××以下】:依頼開始時に満たしている必要があります。 特別授業のお申込にはご注意ください。 他にも、条件が指定されている場合があるため、自分のPCの能力等を確認の上参加表明をお願いします。 ◇依頼を無断でキャンセルした場合は、報酬の支払いが行われません。 また、ペナルティとして次の期間の依頼参加ができません。 ドタキャンはEMや他の参加者に迷惑がかかります。絶対にやめてください。
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■ 紅(くれない) 大和で2番目に広い都市であり、最も人口の多い都市。 ベッドタウンとして開発されてきた紅は、他の都市に比べると非常に平凡な都市であり、ある意味全てのものが揃っている都市といえます。 学校等の教育機関は治安の良さから多くが紅に集中しており、一部の特殊な大学を除いた、実に80%の教育機関が紅に置かれています。 また、生活の為のスーパーマーケットやショッピングセンター、デパート等も充実しており、生活していく為のもので紅で揃わない物は無いといえるでしょう。 大和の中で最も平野部に位置する為に、土地自体が起伏はそれ程無く、海や山といったものはありません。 従ってピクニックやハイキングは公園や湖へ行くといった程度しか出来ませんが、 その代わりにアミューズメント施設は遊園地から、釣り堀まで各種揃っています。 紅から各地へ移動する為の交通の便も整えられており、(空・海)船便以外の全ての交通手段を利用する事ができます。 しかしやはり最も手軽に他都市に行けるものは、リニアモーターシステムでしょう。 【紅を象徴する建物など】 私立神風学園 初等部、中等部、高等部、大学部の4つを有する広大な敷地を持つ学園であり、 ハンターを養成するために宮廷と密接な繋がりがあるといわれている場所です。 特に高等部以上は実際にハンターの任務を受けられる事から、ハンターを目指す子供達にとっては憧れの場所であり、 世界でも指折りのエリート学園とも言われています。 ハンターギルド神風学園支部 神風学園の一角に設置されているハンターギルドの支部。 ハンターギルド紅支部より規模は小さめで、余り重要な案件は依頼はされないという配慮がされています。 所属しているハンターは神風学園の生徒全員になり、Gクラスハンターと同等の活動が行えるよう活動が行われています。 花時計広場 ターミナル前に作られた広場で、紅の代表的な待ち合わせスポットです。 四季折々の花で作られた巨大な花時計を中心に、緑あふれる都心のオアシスとして親しまれています。 冬はイルミネーションで彩られるのも特徴です。 B sカフェ 神風学園から徒歩5分の場所にある、知る人は知る隠れた名店です。 ここのオムライスが人気で、それを目当てに外国からやってくる美食家達もいます。 紅では神風学園のカフェテリアと並ぶ、学園生徒達の憩いの場としても利用されています。 ラウム山脈 大和最西端の大神村から更に西に広がる大山脈。 飛鳥との国境も兼ねている山脈ですが、豪風雪の地帯で山頂に到達した者はまだいません。 魔物すらほぼ棲息せず、自然の力によって何人も阻まれています。 かつて大和を滅ぼそうとした5体の悪魔の一体、幻惑のラウムの名前がつけられていますが関係性は不明です。
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1 雑貨屋タイショ―。 入口には、タイショ―の店主が外で店先の掃除をしていた。 貴方達4人のハンターに気が付くと、店主は鼻を鳴らす。 店主「ふん、別の奴らを連れてきたところで、貴様らと話すことなど何も無いわい! 特にハンターはいけ好かんのばかりじゃ!我が物顔で他所の地へ足を踏み入れ、荒らすだけ荒らして去っていく。 本人達はいい事をしているつもりでも、結局のところ上から目線なんじゃ。 どいつもこいつも、あれしてやるから物を売れ、これしてやるからあれを教えろ、そればっかりじゃ。 本土から離れたこの地に、物など満足にも届かんのに、それをハンターへと優先的にやったばかりにわしの孫は…!」 そこまで怒鳴るようにまくしたてると、しまったと言わんばかりに口を閉じる。 貴方達が何かを言う前に、さらにその背後から声が聞こえた。 「聞いちゃった~聞いちゃった。へーえ、お爺さんのお孫さんなんだ、田中まゆみ」 背後にいたのは鎮守由衛。貴方達の後からついてきたようで、軽く店主を馬鹿にするような調子で笑う。 鎮守「でもさあ、自業自得なんじゃないの?そうやって情報を持ってるのに口を閉ざしたり、調査に必要な物すら売ってやらないから、嫁さんだけでなくお孫さんも失うんだぜ?」 店主「き、貴様なぜわしの連れの事まで知って…!?」 鎮守「え、だって立ち聞きしちゃったから」 明るい顔で、簡単にネタバレをする鎮守。 管野暢弘が仲間と話していた、と説明するように貴方達へも説明をする。 その事を更に追及しようとして、管野に殴られていたのは想像に容易いだろう。 店主「…」 鎮守「僕は詳しい事情を知らないけどさ、全部お爺さんの責任だってのは理解してるんでしょ? だったらさあ、償わないと。せめて僕らに情報とか教えたりするのが筋ってもんじゃあない?」 店主「…黙れ…!去ね!!わしの前から消えろ!!」 鎮守「あれあれ?図星突かれて怒っちゃった?参ったぜこりゃあ、僕はそんなつもりなかったんだけどなあ」 店主「うるさい!!」 店主は、掃除をしていた箒で、バシバシと鎮守を叩く。 「ひえー参った」と言いつつ、鎮守は逃げて行った。 ぜえはあと息を切らしながら、店主は貴方達を睨むような視線で見た。 店主「…どうせ貴様らもわしのせいだとでも思ってるんじゃろ。そうじゃ、あいつも孫も…わしのせいで…」 ひどく落ち込んでしまった店主を、慰めたのは幸村カヤだ。 もちろん、心の底からすべての理由がそう思っているわけでないだろうが、心象を良くしようと店主を慰めた。 すると鎮守に図星を指摘されたのがよほど効いたのか、彼は落ち着きを取り戻す。 店主「…先ほどの小僧と違って、貴様らはまだ話せる奴のようじゃの…。中へ来い、外でそう待たれていても営業妨害じゃ、少しなら時間をとってやる」 それが功を奏したのか、店主の言うように貴方達は店の中へと入った。 2 店主「3年前の事件など思い出したくもない。全ては…邪神への生贄なんじゃ」 貴方達はまず、店主の名前が田中大正(たなかおおまさ)で雑貨屋タイショ―という事を聞いた。 そこから、孫と言っていたことを照らし合わせて田中まゆみとの接点が理解できる。 調査で必要そうなものを買い揃えた後、話を更に店主から聞く。 店主「邪神ランマー、話くらいは聞いたことがあるじゃろ」 実際、この中で誰もその話を知る者はいなかった。 店主は知っていると思っているようで、言いだし辛かったが蛇姫神紗咲良が正直に知らないと言ったため、そこの説明から始まった。 店主「邪神ランマーについては詳しくは知らん。栄命島の奴らが勝手に崇拝していた神じゃからな。 じゃがこの辺りを守る神と呼ばれており、わしも漁師だった頃はよくランマーに祈っていたわい。 人の命と引き換えにその地に反映をもたらす神。だから邪神と言われておるだけで、別に生贄を出さなくても豊漁の時は豊漁だったので、やがてその文化は廃れた。元々、栄命島から来た文化じゃからの。 わしが長老会に入るまでは、そこまで気にしたことはなかった」 しかし、と彼は話を続ける。 店主「せがれへと船を譲り…と言っても漁師にならず、本土に働きにいったがの。まあとにかく引退を決めた時じゃった。 当時の村長…今でいう元村長に、長老会へと誘われたのは。 年寄りは大体入っている集まりじゃし、わしもあいつ…わしの妻と迷わず入ったよ。 本土へ旅行したり、なんてことはない、ただの老いぼれの集まりだった。 じゃが、もう何年も前じゃ。この集落に流行り病が起こった。 原因はわからんが、元村長は当時、邪神が怒っていると長老会で呟いた。 それからは、どこの誰を生贄にするかの話題で持ち切りになった。 そういう風習じゃった。わしもそれが当然と当時は思っており、誰かを生贄にするのが当然だと思っていた。 わしは自分の息子夫婦は本土で暮らしていたから安心だったせいもある。他人事だった。 しかし、反対する者がいた。わしの妻だ。 わしが何を言っても、妻はそれをよしとしなかったのじゃ。 …数日後、妻はわしの船の中で死んでいた。遺書には、私が生贄となって死ねばこの集落は助かるのなら、とだけ書いてあった」 震えながら、そして涙を呑むように話を続ける。 店主「わしもその時正気に戻った。長老会を抜け、ひっそりとこの雑貨屋を営み始めたのじゃ。 生贄の事は誰にもいっとらん。双三に言っても、わしの妻は勝手に死んだから長老会の連中は罪にはならんと言っての。 わしは絶望した。死ぬことも考えた。その時じゃ、長老会の連中が、毎年行ってる本土の旅行中に、船が沈没して死んだのは」 天罰じゃ、とほくそ笑む店主。 それで話は終わり。帰れ。 そう彼から言われ帰ろうとするが、行成ハナと六角屋灼が田中まゆみの事について改めて尋ねた。 店主「もう話すことは何もない、3年前の事件など思い出したくもないと言ったはずじゃ。帰っとくれ」 最初よりは態度は軟化したが、それでもその事については話そうとしない店主。 貴方達は諦め、雑貨屋から出ていった。 次の日、貴方達は宿で雑貨屋タイショ―が全焼、店主が死亡した事を聞いた――。 (※シークレット1が解放されました) (※遺跡調査時の必要ステータスが、必要な物資調達のおかげで下がりました) (※以後、雑貨屋タイショ―へ行けなくなります。また、施設説明から削除されました) 蛇姫神紗咲良:HP1100/MP100/OP10/状態:普通/依頼P:105 六角屋灼:HP500/MP150/OP10/状態:普通/依頼P:105 行成ハナ:HP500/MP80/OP10/状態:普通/依頼P:170 幸村カヤ:HP550/MP175/OP10/状態:普通/依頼P:105 依頼P内わけ: シークレット達成(15) 別チームが海上調査完了(15) 別チームが依頼・海木樹を10体倒す達成(50÷2=25) 合計:55p 戻る
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8月19日午後21時。 幸村カヤは粥満の市民図書館にいた。 ふと時計を見ると、21時。 図書館の職員に頼み込み、許可をもらって調べ物をしていた。 「マキさん…どうしちゃったんですか…」 塚田マキ。 先輩ハンターである彼女には、ここに来る前に何度も連絡を試みたし、メールも送った。 しかし返事は1回も無い。 時計台の方も行ったが、ハズレで特に何もなかったのだ。 日野守桜とは、そこまでに何度もやり取りをし、彼女へとある事を頼んだ。 18時頃だっただろうか、時間がかかりそうな内容だったため、彼女からまだ連絡がないのは理解できる。 だがマキは。 彼女はメールを送ったっきりだ。 不安が脳裏によぎりつつも、職員に聞いた話、それから桜から聞いた話を元に、ある資料をカヤは見つけ出すことに成功した。 もう何十年も前の新聞の切り抜きである。 そこには粥満、茜間のリニアモーターシステムの開通記録が載っていた。 「あった!」 その新聞の切り抜きにたどり着いたのは、時計台で無為な時間を過ごしていた時に来た、桜からの電話だった。 ☆☆☆ 『そういえば怪異について聞き込みをしていた時に、初老の駅員さんから聞いた話なんですが…昔、茜~粥満間の道には処刑場があったらしくて。 既に使われていなかった処刑場跡はリニアモーター開設と同時に完全に整地されたらしいです』 そう桜は言っていた。 そして、茜ギルドに問合わせた所、新城ギルド長が対応してくれて、珠洲森蘭子の家の住所と顔写真を送ってくれた時に彼が一言呟いた言葉があった。 ……。 『そういえば、幸村さんは牛夢担当でしたか?』 「あ、はい。そうですけど…」 それが何か?と言い返そうとすると、ふふ、と含むような笑みが電話越しから聞こえた。 『茜~粥満間の処刑場の話までは突き止めたそうですが、ではこれは知っていますか? 昔、その処刑場では処刑の際、牛をモチーフにした覆面をした執行人が行っていたそうですよ。 牛の理由は、なんでも初めて執行人になった男が酪農家の家の出で、極度な臆病者だったからだそうです』 「臆病者だから、覆面をして…ですか?」 『ええ。祟りとか、殺す相手に顔を見られて恨まれるのが怖かった、という説がありますが、果たして真相はどういうことやら』 「…桜さんが先程調べた事を、なんでそこまで知ってんですか…」 『ギルド長ですから』 楽しむような笑みを電話越しから響かせる相手の口調に、明らかに今回の件を知っている様子があった。 それ以上聞いても、さあ?とかわかりませんを返す相手に、疲れたようにそうですか、と返し礼を言って電話を切ろうとした時。 『一応、元処刑場があった場所の地図も添付しておいてあげます。他にも別の怪異も入っているので、私個人が貴方に助力できるのはここまで。死なないよう、頑張ってください?』 ☆☆☆ 今思えば彼なりの激励なんだろう。 新城とは30分前の電話だったため、そろそろ地図が来るはずだ。 それが来たらすぐに行動に移るので、今のうちに情報は調べておきたい。 ―リニアモーター開設!― 茜~粥満間にリニアモーターが開設された。 出雲の技術協力を得た最先端のこの移動手段は、電車などでは比べ物にならないスピードを出せるという。 この開設記念に3日間、通常の半額で乗る事が可能なキャンペーンを行っているため、是非とも一度は乗って、その速さを体感するといいだろう。 一方、地域住民からは反対意見も出ていた。 リニアの走った後の風圧により、農作物が倒伏する影響が出てしまう。 処刑場跡には慰霊碑が建てられていたのに、それを移動するのはどうか。 といった声もあったが、慰霊碑はできるだけ近くに移す事が決まっており、事前計測によればリニアが通った後の風速も、農作物などに影響を与える程度ではないと判断されたため、地元住人は安心して欲しい。 ……。 新聞を見ていると、新たに来たメールを確認する。 茜ギルドからだ。 住所、地図が添付されており、メールの本文は大したことない内容だ。 珠洲森蘭子の住所を確認するが早く、カヤは図書館から飛び出た。 ☆☆☆ 8月19日午後22時。 カヤは携帯にメールが来ている事に気が付く。 桜からで、その内容はカヤが頼んだ内容で、以下の通りだ。 『ここ数日の乗客名簿を貸して戴けたので、記します』 その言葉の後に記されている名前に、ここ最近、カヤが夢の中の車掌アナウンスで聞いた名前がちらほらと見つかる。 さすがに全員ではなかったが指定席を予約した名前の中に、夢で呼ばれ、現実で死亡した人物の名前だった。 そして、どれも粥満から茜へ向かうリニアに乗車していたことに気がついたが、返信等は行わずに今は目の前の建物を見る。 「ここが…」 粥満の郊外、とまではいかない程の外れにあるマンションの一角。 そこに珠洲森蘭子が住んでいた部屋がある。 大家にハンターである事を明かし、部屋の鍵を貸してもらい中へと入ろうとした時、携帯が鳴った。 表示は見知らぬ携帯番号。 「もしもし…?」 ザザザ、とノイズが聞こえる。 何かを叫んでいるように聞こえるが、よく聞こえない。 「マキさんですか!?」 だが、カヤにはなぜかそう思った。 と、同時にメールも届いたため、通話をしつつメール確認ボタンを押す。 『家の中にいるから、カヤも早く来てくれ』 と、相手のアドレスが文字化けしているメールだ。 急いで部屋の中へと入ろうとしたカヤに、電話からノイズと共に大声が聞こえた。「くるな!」と。 色々とマキの行動に疑念があったカヤだが、それでも今この瞬間は彼女のその言葉が嘘偽りのない、純粋にカヤを心配しての発言だと理解した。 「できません!!」 扉を開けた瞬間、カヤは光に包まれ意識を失った。 ☆☆☆ 8月19日午前23時。 目を開けたカヤが見たのは、ギロチンにより一人処刑された所だった。 その次は…マキだ! 「バカ!なんで来たんだよ!」 「マキさんが死ぬなんて絶対に絶対に、嫌ですからっ!」 マキの足がギロチンの所で止まる。 魔術は使えない。 全力でカヤは走り、マキを突き飛ばす。 コンマ1秒遅ければ、マキは上から降ってきたギロチンに真っ二つになっていただろう。 息を切らすカヤと驚いた表情のマキ。 なぜかは分からないが、体が自由に動く。 そして、マキを救うことができたのだ。 その様子を見て、ギロチンの左右に居たミノタウロス達が怒り狂った。 『駆け込み乗車はおやめください~。このリニアは塚田マキには止まりません。次は幸村カヤ~幸村カヤ~』 「カヤ!!」 カヤはふっと目を瞑り、そのまま上がったギロチンの下へとゆっくりと歩き出す。 マキの悲鳴にも似た叫び声を聞き、笑みを返した。 「その先が車掌室!」 ここが先頭車両なのは間違いない。 ギロチンの下で立ち止まらず、むしろ駆けだした。 ミノタウロス達も予想外の行動に対応が遅れる。 だが…カヤの希望は潰える事になる。 車掌室には誰もいないのだ。 自動操縦でこのリニアは動いているようで、何もなかった。 車掌室に何かあると思っていたのは、間違いだったのだ…。 「モオオオオ!」 ミノタウロス達が斧を構え、カヤへと振り下ろす。 が、その一撃はマキがミノタウロスを吹き飛ばしたため、カヤにダメージは無かった。 「なにぼさっとしてんだ!こっちだカヤ!」 「は、はい!」 マキに手を引かれ、後続車両へと走った。 ☆☆☆ 二人は後続車両へと逃げ込む。 ミノタウロスは足が遅く、追いつかれるまで後ほんの僅かの時間はあるだろう。 「…今はあんたが忠告を無視して来た事には何も言わない。 だから、一緒にこの場所から出るよ。 それから…ありがとな、カヤ」 「はいっ!」 息を整え、照れくさそうに言うマキの言葉に笑顔で返すカヤ。 後続車両の一番最後尾。 そこには緊急用の電話が取り付けられていた。 マキは得意そうに受話器を指さす。 「これであんたと連絡が取れたんだ。 取れた、といってもノイズが酷くてとてもじゃないけど話せたもんじゃないけどね」 受話器を取る。 プッシュボタンはついているものの、基本的に先頭車両の車掌室へと連絡をとるためのものだろう。 「もし誰かに連絡をとりたいなら、これを使うといい。 色々と利便性は悪いが、緊急時ってわけだしね」 それから、マキは外への扉を開ける。 簡単に扉は開くが、止まっているのか真っ暗闇の空間が広がっている。 「さっきはアンタと連絡をとってたら、あたしのアナウンスが流れてそのまま先頭車両へ戻っちまった。 だから、今度こそこの先へ行けそうだ。 さて、カヤ。あたし達の選択肢は3つ。 1つはここで目が覚めるのを待つ。 2つ目はあのミノタウロスを倒す。魔術も特殊技も使えない以上、体術じゃ間違いなく限界があるだろうが…。 そして最後の3つ目は、この車両から降りて、助かる糸口を探す、だ。 あたしはこの先に行く。もう暫く目が覚める気配はなかったからね。 だが、それはあたしの場合であんたはすぐ目覚めるかもしれない。 強制はしないよ、あんたが決めな」 マキはそういって闇の中へと進もうとしている。 先頭車両の方から、ミノタウロスの鳴き声がどんどん近づいているのもわかる。 カヤやマキの荷物が服以外ない今、電話を使うならせいぜい一人くらいしか無理だろう。 ミノタウロスがいくらノロマとはいえ、それ以上は時間が無い。 そして、マキのいう3つの選択のどれか一つを貴方はとらねばならないだろう。 ※現在夢の世界ですが、移動先にカヤ専用の場所以外を選択した場合、夢から強制的に覚める事となります。 ※一度現実世界に戻ってから、再度夢の中へ戻ることはできないため、お気を付けください。 ☆☆☆ カヤ…HP870/MP300/OP47/状態:夢の中(夢の中だと魔術特殊技が一切発動しない)